日創研経営研究会 2021全国大会 in 香川

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【13の徳目朝礼】企業事例:株式会社サンケア様のご紹介

2021.05.07

日創研経営研究会 会員の皆様
各地会長・事務局長・本部役員の皆様

こんにちは!香川経営研究会
株式会社サンケア 代表取締役 山下裕子です。

自社は、香川県の東部に位置するさぬき市にあり、今回の全国大会のテーマにもなっている四国遍路88か所の結願(けちがん)のまち」です。
さぬき市は人口5万弱の町です。
自社のある場所では、猿やイノシシが出る地域で、のどかな田園風景が広がっています。
その中で築100年の古民家を改築して、デイサービス、訪問介護、生活支援、アスクル代理店をしております。



私は、サンケアに入り9年目になりました。
義父が立ち上げ1年で亡くなり、そこから私がサンケアを引き継ぎました。
3年半前に日創研の研修に出会い、そこからTT研修を受講しました。
TT受講中、13徳目朝礼を始めました。
社員さんに朝礼を始めたいと話したら、すんなり承知してくれてスタートしました。とても素直に受け入れてくれました。

スタートしてから、不参加のパートさんに参加してもらうことに苦労しました。
朝の時間に参加できないと言われたときには、パートさんの参加できる時間に皆が合わせることで、朝礼を行いました。
それにより、そのパートさんを含めた全社でのコミュニケーションが円滑になり、その結果、パートさんの表情が明るくなりました。
自社では、このように朝礼に全員が参加することを大切にしており、色々な工夫をしています。

13の徳目朝礼を始めて、最初は冊子の質問に対して、そのまま答えていくという方法で行っていましたが、導入後、少しずつ変化を入れていきました。
質問、要約を入れ、気づき、感想を重ねていくことを大切にして、徐々に深堀りをしていくような朝礼のスタイルにしていきました。

また、朝礼の参加人数が少ない時でも、必ず朝礼をしています。
皆がデイサービスの送迎に出かけて、年配のパートさんと二人きりになった時に、私から二人で朝礼をしようと声をかけると、パートさんに「えっ」と言われました。
しかし、朝礼を二人であっても一緒にやるとしっかりコミュニケーションがとれ、距離が近づき、仕事に良い影響を与えます。

そして、自社では13の徳目朝礼を行っている意味について振り返ることを大切にしており、朝礼を行う上で、効果的であったこと、気づいたことを社員さんと定期的に共有しています。

13の徳目朝礼によって、社員さん同士の意見交換がスムーズになり、良好なコミュニケーションがとれるようになりました。
特にリーダーである橋本、村尾は、普段の業務においても、お客様や社員さんに対して、質問されたことをわかりやすく相手伝えることができるようになりました。

お客様の話を聞き、共感し、話を要約することにより、お客様に信頼してもらえるリーダーになってくれました。
これも、13の徳目朝礼をし始めて自分の役割をしっかり考え行動できるようになってきたからだと思います。

これからも13の徳目朝礼を続け、経営理念である「我が心で介護を行う ひとりひとりが楽しく明るく生き生きと働ける会社を目指す」を全社で共有し、チームサンケアになり、学び続けていこうと思います。

香川においでの際は、ぜひサンケアにお立ち寄りください。
サンケアで飼っているアイドルやぎ「がんちゃん・るんちゃん」と一緒にお待ちしています。

 

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