基調講演 講師プロフィール
基調講演Ⅰ
June23wed
9:50 - 11:00
「世界中にあたたかさを届ける~社員長経営~」
板野 司 様
株式会社スワニー 代表取締役社長
- 1993年、現三好相談役の三女と結婚し(株)スワニーに入社、2009年に代表取締役社長に就任し現在に至る。同社は、手袋の産地として知られる東かがわ市で1937年に創業、各種手袋とキャスター付きカバンを製造・販売するグローカル企業。米国ではSWANYブランドのスキー手袋がトップブランドとして認知され、キャスター付きカバンは、多くの高齢者からの支持を集め、年間約8000通の「ありがとう」の気持ちが綴られたアンケート葉書が返信されて来る。
- 社員自らプロジェクトチームを作り、会社にとって大切にすべき価値観を8項目の「スワニークレド」にまとめ、会社員に経営理念を浸透させ、感謝の気持ちやありがとうカードにして伝え合い、社員間の関係性の質向上に努めている。自ら「社員長」と名乗り、社員の自主性を尊重する板野社長の姿勢が、社員の自立性や自らが考える力を育てている。また、リフレッシュ休暇制度、社員持ち株制度、12の社内同好会など、社員を大切にする取組みを積極的に推進していおり社員満足度も高い。現在、日本手袋工業組合副理事、東かがわ国際フォーラム会長、東かがわ市商工会工業振興委員長等の公職を努めている。
- 2013年 四国でいちばん大切にしたい会社「大賞」受賞
基調講演Ⅱ
June23wed
13:30 - 14:40
わずか1週間で商品化 先行したからこそ気づいたバス会社の新たな"鉱脈"
楠木 泰二朗 様
琴平バス株式会社 代表取締役
- 中小企業家同友会 中讃第1支部所属
- 昭和52年10月2日生 43歳
- 趣味:うどん店めぐり
- 全国・全世界で現在918店 Instagram @udontaxi_ceo
- 2000年4月
新日本ツーリスト(株) 入社 - 2005年3月
四国巡拝センター(株) 設立 取締役 - 2005年9月
キャブステーション・グループ、高速バスドットコム(株) 設立 代表取締役 - 2007年4月
新日本ツーリスト(株) 代表取締役 - 2011年7月
琴平バス(株) 取締役 - 2012年7月
国土交通省 貸切バス運賃・料金制度WG委員 - 2013年8月
琴平バス(株) 代表取締役 - 2017年7月
日本ご当地タクシー協会設立 理事長就任
基調講演Ⅲ
June23wed
15:00 - 16:10
「寄り添いの経営」
十河 孝男 様
徳武産業株式会社 代表取締役会長
- 1947年生まれ。高校卒業後、1966年に香川相互銀行(現香川銀行)に入行。同銀行で6年間働いた後、手袋会社で勤務。1984年に義父が経営する徳武産業に入社し、急逝した義父の後を継いで社長に就任。1995年に主力商品である高齢者用ケアシューズ「あゆみ」を完成させた。2019年7月には販売累計1,500万足を達成。
- 1995年
「あゆみシューズ」を発売。 - 2011年
藍綬褒章受賞 - 2012年
四国でいちばん大切にしたい会社大賞「四国経済産業局長賞」
日本でいちばん大切にしたい会社大賞「審査委員会特別賞」受賞。 - 2013年
グッドカンパニー大賞「特別賞」受賞 - 2015年
代表取締役会長 就任 - 2019年
旭日単光章受章
分科会 講師プロフィール
香川
経営研究会
「人の役に立つ「仕組み作り」が、顧客を創り、人を創る」
小林 有二 氏
株式会社トクシンテクノ 代表取締役
- 実兄の経営する小林鉄工から独立するも、全く仕事がなくどん底の経営環境から、最も得意とする「外部階段」に特化・原点回帰して、業績を急回復させる。「逆境!その時、経営者は…」にも取り上げられた、その経営手腕とは…。
とにかく、小林社長の強みは、「仕組み化」する天才でしょう。得意分野の階段製作に特化してからは、受注の仕組み、製作の仕組み、人材育成の仕組みを短期間で作り上げて一気に業績を成長軌道に載せました。また、その過程で人材確保に苦しんだことから、そのノウハウを活かしてお客様に階段だけでなく人材をも供給する会社を海外に立ち上げました。
愛媛
経営研究会
「女性活躍する職場づくり~お菓子で地域の問題を解決する~」
橘 憲一郎 氏
有限会社ラポール 代表取締役
- 経営研究会に入会する前の会社の業績はボロボロで藁にも縋る思いで、日創研の研修を受講し見事に業績を回復されました。研修を受ける度に社内でどう活用するか。どのように落とし込むかを常に考えて実践されています。橘さんの実直な性格は、人を惹きつけます。愛媛の直前会長も歴任されて会長時代には業績不振の会のメンバーと一緒に業績アップ研修を受講されるなど、素晴らしいリーダーシップを発揮されています。経営に対しても常に真摯に取り組む姿勢は経営者にとって大切なことです。是非橘さんの素晴らしい人柄も感じて欲しいです。
愛媛
経営研究会
「流通の力で地域の問題を解決!」
伊藤 慎太郎 氏
株式会社大屋 代表取締役社長
- 愛媛を代表する小売業「ドラッグストアMAC」を経営されています。伊藤さんは周り資源を上手に活用されて経営をされています。仕入業者さんやパートナー企業とうまく連携されて新しい業態開発を常にされています。伊藤さんの経営スタイルであるガラス張りの経営は人柄にも現れています。正直で誰からも愛される人柄は協力者を集めます。23TTを修了してからも熱心に学び、現在の好業績を創り出しています。地域の問題に目を向けることで問題を解決するという視点で出店して成功させている事例は我々中小企業が学ぶべきことが大いにあります。是非一緒に学んで行きましょう。
徳島
経営研究会
「顧客満足の追求から生まれたイノベーション」
小林 真作 氏
株式会社小林ゴールドエッグ 代表取締役
- 小林ゴールドエッグといえば、徳島県を代表する鶏卵卸売業です。社長の小林さんは素直で努力家でとても勉強熱心なパーソナリティ。もともと大手企業で研究・開発を担当されていた経歴があり、一つのことをトコトン突き詰めて深掘りするタイプの経営者です。とにかく新しい知識の獲得や情報の収集に貪欲です。日創研の研修を最大限に活用し、懸命にイノベーションにチャレンジされています。最近では小林社長が実践している戦略や戦術が話題となり、様々なメディアで取り上げられています。単なる卸売業からどうやって小林ゴールドエッグがイノベーションを起こしたのか。我々中小企業にとってまさにお手本となるべき取り組みです。乞う期待ください!!
高知
経営研究会
「禍福は糾える縄の如し」
河添 喜捷 氏
株式会社サクセスファクトリージャパン 代表取締役
- まずは河添氏のバイタリティの強さを実感してください。月刊誌「理念と経営」の「逆境、その時経営者」にも取り上げられたように数億の借金を背負ってもめげることなく借金を返済し現在の会社を作り上げた河添氏のバイタリティの強さは経営者にとって、とても学ぶべきものがあります。そして日創研に出会い現在まで学び続けることで大きく変化、成長されました。その体験談を伝えてもらうことで多くの会員とって励みになり、学びの機会になることを確信しております。香川全国大会分科会講師として河添喜捷氏を推薦させて頂きます。